11/25（土）、「第20回 南九州黒牛枝肉共励会（※以下「共励会」）」を開催させて頂きました。
 
共励会は、年に一度の一大イベントとして、例年カミチクが総力を挙げて取り組んでおります。
一般的に行われている枝肉催事では重量制限（「生体で何kgまで」、「枝肉で何kgまで」等）がございますが、共励会は制限を設けておらず、無差別級で真の王者が決定します。
 
今年のグランドチャンピオンは農法のざき（薩摩川内市）。
歴代最多となる２年ぶり通算４度目のグランドチャンピオンに輝きました。
今回グランドチャンピオンに輝いた牛を育てた、農法のざきの長山貴俊さん（23）は表彰式にて「エサや体調管理に気を付けてきた。順調に育ってくれて、賞を取れて嬉しい。」と喜び、次なる抱負も述べられました。
 
今回の共励会は、サシが入りやすく受賞しやすいとされる種雄牛「安福久」を1・2・3代祖から外すことを出品条件とし、新しい血統の発掘と肥育技術向上をテーマに取り組みました。
また、全出品牛のオレイン酸値の計測と公表を行い、サシ以外の要素についても考える機会とし、効率的な生産ができた農家様を発表するなど、別の角度からの評価にも取り組んでおります。
 
全体成績は、4等級以上の上物率が98.3%（前年比6.2%増）、BMSは12が7頭（前年比4頭増）・11が7頭（前年比1頭減）となりました。
 
他の上位入賞者は以下の通りです。

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【優秀賞1席】森ファーム宮崎
【優秀賞2席】上村畜産
【優秀賞3席】カミチクファーム 森農場
【優秀賞4席】ヤナチク
【優良賞】カミチクファーム 金峰農場
【優良賞】ヨシムラ
【優良賞】今玉利農場
【優良賞】森岡畜産

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上位入賞牛は、カミチクグループの「薩摩 牛の蔵」や「産直鉄板ビーファーズ」等でお召し上がりお召し上がり頂ける予定となっております。
 
続報を楽しみにお待ち下さい。